老舗の顔力＋福永明子作品展『江戸しぐさ花思草』

2008.9.1～9.6　日本橋　小津ギャラリー

本橋・京橋の老舗の旦那衆の似顔絵を、リレーで次の方にプレゼントしていく友情の輪・『老舗の顔力（ガンリキ）プロジェクト』。写真から描いたご当主の似顔絵30点と、日本橋生まれの作者・福永明子の作品5点を展示しました。

主催：日本橋めぐりの会
協力：京都造形芸術大学

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毎日新聞に記事が掲載されました

「江戸しぐさ花思草」

ここ最近、注目を集めている江戸しぐさ。「こぶし腰浮かせ」「傘かしげ」などアクション
としての仕草と捉えられがちですが、本当は「思草」と書いて「しぐさ」なのだそうです。
全国から多くの商人が集まっていた、世界一規模の都市だった江戸では、みんなが共存共栄
していくためのノウハウがありました。それが「江戸しぐさ」です。　　　　　　　　　　

この度この展覧会に合わせ、江戸しぐさの根幹をなす、思いをテーマに作品を描きました。
江戸しぐさの一つである「もったいない」が世界を変えたように、これは世界に誇れる日本
の財産であり、現代の私たちが知り、体現していくことによって、世の中は少しでも優しく
平和になっていくのではないでしょうか。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

「潔し」